以前、クロエ・カーダシアンのポッドキャスト動画で紹介↓したメル・ロビンズ(Mel Robbins)。
クロエ・カーダシアン×メル・ロビンズ『5秒ルール』著者が語る 人生に比較は必要?
自己啓発作家、講演家、元CNNコメンテーター、元弁護士と様々な肩書きを持つ彼女。
現在はポッドキャストで活動しており、非常に影響力のある自己啓発系インフルエンサーです。
著書:『 The let them theory 』(最新著書)

著書:『 5秒ルール 』

今日は彼女のポッドキャスト動画をご紹介します。
『STOP Searching For Your Passion and Do This Instead(”情熱”を探すのをやめて、代わりにこれをやろう)』というポッドキャスト動画をピックアップしました。
(全キャリア迷子民に届け!)
“ I think you should chase what energizes you. Everyone talks about passion, legacy, purpose. The one word to pay attention to is energy.”
「私は、『エネルギーを感じること』を追い求める方がいいと思うの。『情熱、レガシーや生きる意味』を人は追い求めがちだけど、『エネルギー』という言葉に注目した方がいい。」
冒頭から、この動画の核心となることを言っています。
ちなみに ” energy (名詞)” energize (動詞)” という単語は、この動画内で耳にタコができるぐらい使用されています。
”エネルギー(名詞)” “エネルギーを与えられること(動詞)”を意味します。
I particularly want to say that to the women that are watching yeah because it is socializes into women not to chase success like that not to go after the money and so if what energizes you is amassing wealth go for it.
「女性は 『経済的成功』を追い求めないよう社会から刷り込まれてきた。
だから特にこれを見ている女性たち伝えたいのは、もしあなたのエネルギーの源が
『富を築くこと』なら、ぜひそれを追い求めてほしい。」
“particularly” は「特に」「とりわけ」などの強調語。
“socialized into” はここで「社会的にそう教え込まれる/条件づけられる」というニュアンス。
“amassing wealth” = 「富を築くこと」(“amass” は「蓄積する」)
『情熱(passion)は人でも場所でも仕事でもないから。情熱は、“エネルギーが湧いてくる感覚”のこと』とメルが続けました。(多分これが1番メルが言いたいこと。)
『エネルギーが湧いてくることを見つけられたら、それを追うべき』だそうです。
「お金を追うのも最初はエネルギーが湧いていい気分だけれど、お金を手にした後は、エネルギーが湧かなくなってしまう。」と語るメル。
When I look back on my trajectory the thing that energizes me is making people feel like they matter. It’s that simple.
It is giving people hope in a situation where they don’t have it.
It is shining a light on the path forward when somebody feels stuck in darkness.「自分のこれまでの道のりを振り返って思うのは、私にエネルギーを与えてくれるのは、『人に自分は大切な存在だ』と感じさせることなんです。本当にそれだけ。
希望を持てない状況にある人に希望を届けること。暗闇の中で立ち止まってしまった人に、前に進む道を照らすこと。」
” trajectory “は元々「軌道」という意味ですが、ここではキャリアや人生の道筋を表す抽象的な表現。
“shining a light” = 比喩的に「道を示す」「明かりを灯す」というポジティブな象徴。
“stuck in darkness” = 精神的に閉塞感を感じている、絶望的な状態の暗喩。
メルの現在の職業が、彼女にとって天職なことがわかりますね。
次に、メルが刑事事件の※公選弁護人として働いていた時代のエピソードを語り始めました。
※貧困層や困難な状況にあるクライアントを無料で弁護。
彼女が特に強く記憶しているのは、ある高校生の少年を担当したときのことです。
彼は大晦日のタイムズスクエアで、シャンパンの瓶を投げ、それが女性に当たってしまい怪我をさせた容疑をかけられ逮捕されました。(その場にいた被害者女性の友人が、その少年が犯人だと証言したため。)
裁判所でメルが少年と会った時、彼は自分は無実であることをメルに伝えたそう。
「あなたが無実だと信じる。留置所から出られるように、私にできることは全てやると約束する。」とメルが少年に伝えると、彼は少しだけ安心した様子になったそう。
その時の心情をこう表現しました。
” That moment my heart blew open and it’s those moments where you give somebody hope where you show them the path forward where you’re stronger and clearer in that moment than they are so now they can be and that’s what I show up and do every single day.”
「その瞬間、私の心が大きく開かれたんです。
人に希望を与えたり、前に進む道を示したりできる、こういう瞬間こそが大事なんです。
そのとき自分の方が相手よりも強く、はっきりしていられるからこそ、相手もまた強く、前に進めるようになる。私は、そんなことを毎日やるためにここにいるんです。」
“my heart blew open” は比喩表現で、「心が動かされた」「深く感動した」「魂が揺さぶられた」といった意味。
“those moments where…” という構文を繰り返すことで、重要な出来事を強調
“stronger and clearer” → 精神的に安定していて、物事をはっきり捉えられている状態。
“so now they can be” → 相手も自分の影響で「強く、明確に」なれるという意味。
何かに夢中になれた瞬間や、少しでも「元気になれる」と感じた出来事は、エネルギー源のヒントかもしれませんね。
(日々の生活に追われているとなかなか探すのも難しいのですが😅)
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