今回はメル・ロビンズ(Mel Robbins) のポッドキャストからご紹介します!
キム・カーダシアンのスキムズ(Skims)、クロエ・カーダシアンのグッドアメリカン(good american)を手がけたビジネスパーソンとして知られているエマ・グレード(Emma Grede) の回をピックアップ!
イギリスのイーストロンドン育ちのエマ。
イーストロンドン=(ロンドンの治安△な方)でシングルマザーの母親に育てられたそう。
そんな彼女がビリオネア実業家になるまでの道のり、モチベーション、メンタリティをメル・ロビンズと語る回です。
エマが手がけたブランドはこちら。
Good American(グッド・アメリカン)デニム&アパレルブランド
- 役職:共同創業者・CEO
- パートナー:クロエ・カーダシアン(Khloé Kardashian)

SKIMS(スキムズ)補正下着ブランド
・役職:共同創業者、チーフプロダクトオフィサー(CPO)
・パートナー:キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、Jens Grede(夫)

Safely(セーフリー)クリーニング製品ブランド
・役職:共同創業者
・パートナー:クリス・ジェンナー(Kris Jenner)、クリッシー・テイゲン(Chrissy Teigen)
カーダシアン家をメインに、セレブが発表するブランドの裏のヒットメーカーと言っても過言ではないでしょう。
ブランドの成功と共にメディアにも露出し始め、現在は※Shark Tank(TV出演)もSharkとしてゲスト出演するほどに。
※日本でいう「令和の虎」のアメリカ版です。
本物の億万長者のビジネスマンが投資家として出演しているので令和の虎より本格的です。
今回は、How to Stay Motivated When Your Job Isn’t Your Dream Job (理想の仕事ではなくてもモチベーションを保つ方法)のクリップに注目していきます。
20歳で専門学校を中退し、生活のために様々な職につきながらもファッション業界で成功する目標を持ち動き続けたエマ。
「生活のために仕事をしているけど、自分が思い描いていた仕事とは違う時。モチベーションって、どうやって保っていた?」とメルが問いかけました。
” I’ve tried to find the glimmers, right? Like where is something in here useful?. ”
「小さな希望の光(glimmers)」を探そうとしてきた。
たとえば「ここで何か役に立つことはないかな?」って。
→ glimmers 直訳すると「微かな光」「希望の光」。
ここでは「前向きに捉えられる小さなこと」や「学べる点」を指しています。
➡「小さなポジティブを見つけようとしてきたんだよね」ってニュアンスです。
カスタマーサービスやショップ店員の仕事もしてきたという彼女。これらの仕事をやってきたからこそ、従業員の大変さも理解できて現在良いリーダーとして動けていると言います。
この後、メルがエマの自信はどこから来るのかと問いました。
エマの母親に言われたこの言葉を心に留めていると語りました。
” Emma, you’re not better than anybody else, but nor is anyone better than you. “
「エマ、あなたは誰よりも偉いわけじゃない。でも、誰もあなたより偉くはないのよ。」
⇨ not better than = より優れていない
自分を過信しない(誰よりも優れているわけではない)、でも自分を卑下しない(誰も自分より優れているわけでもない)ということですね。
エマは学歴もないし、dyslexic(ディスレクシック)だけれど自分の強み、自分にしかできないことがあると信じてきたから常に自信を失うことがなかったと語りました。
そして、こう続けました。
” There is value in all of us.
And so again, you have to really anchor into that piece of you.
Like you have to believe that you have something special, unique, and even if it’s not special and unique, it’s what you have to bring.
So make the most of it. “「私たち一人ひとりには価値があります。
あなた自身の中にあるその部分にしっかり根を下ろす(信じて向き合う)必要があるんです。
自分には何か特別で、ユニークなものがあるって信じなきゃいけない。たとえそれが“特別”や“ユニーク”じゃなかったとしても、それがあなたにできること。
それを最大限に活かしてほしいんです。」
⇨ value = 価値
⇨ anchor into =「本当にしっかり根ざす・心を据える・つながる」といった意味。
⇨ that piece of you = あなたの中の一部、核となる部分、個性や本質
⇨ it’s what you have to bring = それがあなたの「持っているもの」「差し出せるもの」
⇨ make the most of ~ = ~を最大限に活かす、活用する~を最大限に活かす、活用する
理想の仕事じゃなくても、自分なりに意味を見つけるって大事だなと思わされた回でした。「誰もあなたより偉くない」っていうエマのお母さんの言葉も、日本人的なメンタリティではないのですごく響きますね。
「おもしろかった」「勉強になった」と思ったら、ぜひ応援のポチッ↓よろしくお願いします💓
メルの著書:


コメント